次の記述は正しいか。裁判所がその固有の権限に基づいて審判することのできる対象は、当事者間の具体的な権利義務ないし法律関係…

憲法 憲法 (イ)

次の記述は正しいか。裁判所がその固有の権限に基づいて審判することのできる対象は、当事者間の具体的な権利義務ないし法律関係の存否に関する紛争であって、かつ、それが法令の適用により終局的に解決することができるものに限られる。

正答 (1)
正答は (1)。判例が示した「法律上の争訟」の意味のとおりです。 裁判所は「一切の法律上の争訟」を裁判します(裁判所法3条1項)。板まんだら事件(最高裁第三小法廷 昭和56年4月7日判決)は、裁判所がその固有の権限に基づいて審判することのできる対象は、当事者間の具体的な権利義務ないし法律関係の存否に関する紛争であって、かつ、それが法令の適用により終局的に解決することができるものに限られる、と述べました。記述はこの判示どおりです。 【ポイント】 この事件では、寄附の前提とされた「本尊」が本物かどうかといった宗教上の価値の判断が紛争の核心で、法令の適用による終局的な解決ができないとして、訴えが退けられました。

出典:2020年(令和2年) 海事代理士試験 筆記試験 1.憲法 (イ)(国土交通省 公表)出典元ページ

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