A ちゃん(2歳、男児)は両親、兄(5歳)の4人家族である。3日前から発熱が続くため、母親と一緒に外来を受診した。診察の…
午前 第104問
A ちゃん(2歳、男児)は両親、兄(5歳)の4人家族である。3日前から発熱が続くため、母親と一緒に外来を受診した。診察の結果、川崎病と診断され、個室に入院となり左手背に点滴静脈内留置針が挿入された。入院中は母親が希望し、A ちゃんに付き添っている。A ちゃんにγ-グロブリン療法とアスピリンの内服が開始されることになった。看護師がγ-グロブリン療法の開始のために訪室すると、A ちゃんは不機嫌にぐずって泣いている。A ちゃんの入院中、母親は一度も自宅に帰らずに付き添いを続けている。入院3日の朝に看護師が訪室したところ、母親が「夫から電話があって、A の入院後、兄がほとんど寝ずに大泣きしているらしく、私は心配です」と話している。母親への看護師の対応で適切なのはどれか。
- (1)病室内でA ちゃんと兄を面会させてよいと伝える。
- (2)A ちゃんのことに集中するべきであると伝える。
- (3)兄と関わる時間を持てるよう母親に帰宅を促す。
- (4)退院の可否を医師と相談すると伝える。
正答 (3)
正答は (3)。兄と関わる時間を持てるよう、母親に帰宅を促します。
兄(5歳)は、母親が急に家にいなくなった不安から眠れず泣いていると考えられます。母親自身も兄を心配しています。父親などに付き添いを交代してもらい、母親が一時帰宅して兄と過ごせるよう勧めることは、家族全体を支える対応です。
【ほかの選択肢】
(1) 病室で兄と面会させる 感染の持ち込みの危険があり、病院の面会の決まりを確かめずに伝えるのは適切でない 誤り
(2) A ちゃんに集中すべき 母親の不安を受け止めず、兄への配慮もない 誤り
(4) 退院の可否を医師と相談 治療中で退院できる時期ではない 誤り
出典:2023年(令和5年) 看護師国家試験 問104(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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