A さん(72 歳、男性)は、妻と2人暮らしで子どもはいない。定年後は2人で旅行するのが趣味であった。A さんは、1か月…
午後 第119問
A さん(72 歳、男性)は、妻と2人暮らしで子どもはいない。定年後は2人で旅行するのが趣味であった。A さんは、1か月前から残尿感や夜間頻尿が気になり病院を受診した結果、前立腺癌と診断され根治的前立腺摘出手術を受けた。退院後は、手術後の補助療法として、外来で放射線の外照射療法を行うことになっている。A さんの放射線療法が開始され初回の照射を終えた。放射線外来の看護師は、終了後にA さんへ声をかけた。A さんは「ベッドは硬いし、最後まで同じ姿勢でいることがとても苦痛です。大きな音がするので恐怖も感じます」と訴えた。このときの看護師の説明で正しいのはどれか。
- (1)「次回から照射中は傍に付き添います」
- (2)「治療体位をとるための固定具を工夫してみます」
- (3)「照射時間を短くできるよう主治医に相談してみます」
- (4)「照射中に体位変換ができるよう放射線技師に相談します」
正答 (2)
正答は (2)。治療体位をとるための固定具を工夫すると説明します。
外照射では、毎回同じ位置に正確に照射するため、同じ姿勢をとり続ける必要があります。体位を変えることはできないので、苦痛を減らすには、体に合った固定具やクッションを工夫して、楽に姿勢を保てるようにします。照射中の音や流れについても事前に説明すると、恐怖も和らぎます。
【ほかの選択肢】
(1) 照射中は傍に付き添う 照射中は被ばくを防ぐため、医療者は照射室にとどまれない 誤り
(3) 照射時間を短くするよう主治医に相談 照射の時間や線量は治療計画で決まっており、苦痛を理由に短くはできない 誤り
(4) 照射中に体位変換できるよう相談 位置がずれると、腫瘍に正しく当たらず、周りの正常組織に当たってしまう 誤り
出典:2024年(令和6年) 看護師国家試験 問119(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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