A さん(57 歳、男性)は、妻(50歳)と2人で暮らしている。21 歳から喫煙習慣があり、5年前に風邪で受診した際に肺…
午前 第94問
A さん(57 歳、男性)は、妻(50歳)と2人で暮らしている。21 歳から喫煙習慣があり、5年前に風邪で受診した際に肺気腫と診断された。最近は坂道や階段を昇ると息切れを自覚するようになってきた。A さんの呼吸機能に関する数値で増加を示すのはどれか。
- (1)1秒率
- (2)残気量
- (3)1回換気量
- (4)動脈血酸素分圧〈PaO₂〉(room air)
正答 (2)
正答は (2)。肺気腫では残気量が増えます。
肺気腫では肺胞の壁が壊れて肺の弾力がなくなり、息を吐くときに細い気道がつぶれて空気が出にくくなります。吐ききれない空気が肺に残るので、残気量が増え、肺が膨らんだ状態(過膨張)になります。
【ほかの選択肢】
(1) 1秒率 息を吐き出しにくくなるので低下する。70%未満がCOPD の診断の基準 誤り
(3) 1回換気量 増えない。息切れがあると浅く速い呼吸になる 誤り
(4) PaO₂ ガス交換の面積が減るので低下する 誤り
【関連する知識】
胸部エックス線写真では、肺の過膨張、横隔膜の平低化、滴状心がみられます。
出典:2024年(令和6年) 看護師国家試験 問94(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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