A さん(57 歳、男性)は、妻(50歳)と2人で暮らしている。21 歳から喫煙習慣があり、5年前に風邪で受診した際に肺…

午前 第95問

A さん(57 歳、男性)は、妻(50歳)と2人で暮らしている。21 歳から喫煙習慣があり、5年前に風邪で受診した際に肺気腫と診断された。最近は坂道や階段を昇ると息切れを自覚するようになってきた。A さんは発熱、咳嗽、粘稠痰、呼吸困難を認めたため受診し、肺炎を伴う慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の急性増悪と診断されて入院した。入院後、薬物療法によって病状は改善し退院が決定した。看護師がA さんに退院後の生活について尋ねると、今回の入院をきっかけにA さんは退職し、家事に専念すると答えた。A さんの呼吸機能に対する負荷が最も小さい動作はどれか。

正答 (4)
正答は (4)。荷物はカートで運ぶのが最も負荷が小さい動作です。 COPD の人では、腕を上げる動作、腕を使い続ける動作、重い物を持つ動作、息を止める動作、前かがみの動作で息切れが強くなります。荷物をカートで運べば、腕で重い物を持たずにすみ、呼吸の負担が最も小さくなります。 【ほかの選択肢】 (1) 食べる直前に調理する 調理は立ったまま腕を使う動作で、食事の前に疲れてしまう。前もって作っておき、休んでから食べる方がよい 誤り (2) 部屋全体に掃除機をかける 腕を前後に動かし続け、前かがみにもなる。一度に全体ではなく分けて行う 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 頭より高い位置に洗濯物を干す 腕を上げる動作は呼吸の補助筋が使えなくなり、息切れが強くなる 誤り 【関連する知識】 動作は息を吐きながら行い(口すぼめ呼吸)、ゆっくり休みを入れ ながら行うよう指導します。

出典:2024年(令和6年) 看護師国家試験 問95(厚生労働省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「午前」のほかの問題

  1. 2023年(令和5年) 第95問A さん(28 歳、女性、美容師)はゴルフが趣味である。同居しているパートナーと1週前に
  2. 2025年(令和7年) 第34問患者の個別性を理解するために必要な概念はどれか。
  3. 2025年(令和7年) 第95問A さん(56 歳、女性、主婦)は、食後に冷汗を伴う腹痛があり外来を受診した。腹部超音波
  4. 2026年(令和8年) 第35問Fowler〈ファウラー〉位で膝窩に枕を挿入する理由で正しいのはどれか。
  5. 2026年(令和8年) 第95問A さん(56 歳、男性、会社員)は胸部食道癌と診断され、開胸開腹下で食道切除再建術を受
  6. 2023年(令和5年) 第34問医療計画について正しいのはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク