高濃度の酸素吸入によってCO2ナルコーシスを生じる危険性が最も高いのはどれか。…

午前 第38問

高濃度の酸素吸入によってCO2ナルコーシスを生じる危険性が最も高いのはどれか。

正答 (4)
正答は (4)。COPDの患者で最も危険性が高くなります。 COPDでは、慢性的に二酸化炭素がたまった状態(高二酸化炭素血症)が続き、呼吸中枢が二酸化炭素に反応しにくくなっています。そのため呼吸は主に「酸素が少ないこと」を刺激として保たれています。ここで高濃度の酸素を吸入すると、この刺激がなくなって呼吸が弱まり、二酸化炭素がさらにたまって意識障害を起こします。これがCO₂ナルコーシスです。 【ほかの選択肢】 (1) 無気肺 酸素化が悪くなるが、慢性の二酸化炭素の貯留はない 誤り (2) 肺塞栓症 低酸素になるが、二酸化炭素はむしろ低くなることが多い 誤り
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(3) 間質性肺炎 ガス交換が障害されて低酸素になるが、二酸化炭素は通常たまりにくい 誤り 【看護のポイント】 COPDの患者には低い流量から酸素を始め、意識レベル・呼吸数・PaCO₂を観察します。

出典:2025年(令和7年) 看護師国家試験 問38(厚生労働省 公表)出典元ページ

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