気象庁が行っている地上気象観測の手法について述べた次の文 (a)〜(c)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜…

専門知識 専門知識 問1

気象庁が行っている地上気象観測の手法について述べた次の文 (a)〜(c)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1つ選べ。ただし、標高の高い地点についてはこの限りではない。(a) 観測地点の海面気圧は、その地点の気圧と気温の値および気圧計の平均海面からの高さを静力学平衡の式と気体の状態方程式に基づいた換算式に代入して求め、観測値としている。(b) 観測地点の気温は、観測データの面的な均一性を保つ目的で、下層大気の標準的な気温減率を用いて平均海面の高さの気温に補正して、観測値としている。(c) 地上10m より高い所で測定した観測地点の風速は、地表面の摩擦を考慮した換算式により地上10mの高さの風速に換算して、観測値としている。

正答 ③
正答は ③。(a) 正・(b) 誤・(c) 誤 の組み合わせです。 【記述ごとの正誤】 (a) 正しい。海面気圧は、観測した現地気圧と気温、気圧計の海面からの高さを、静力学平衡の式と状態方程式から導いた換算式(海面更正)に入れて求め、観測値としています。 (b) 誤り。気温は、観測した高さ(地上約1.5m)の値をそのまま観測値とします。標準的な気温減率で海面の高さの気温に補正することはしていません。 (c) 誤り。風速計は周りの建物などの影響を避けるため、地上10mより高い所に設置されることがありますが、その場合も測定した値をそのまま観測値とし、10mの高さの値に換算することはしていません(風速計の高さは別に記録されます)。 【ポイント】 地上気象観測で「換算」して観測値とするのは海面気圧だけです。気温・風は測った値そのものです。

出典:令和4年度第2回(第59回)気象予報士試験 学科試験(予報業務に関する専門知識)問1(一般財団法人気象業務支援センター 公表・許諾を得て掲載)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「専門知識」のほかの問題

  1. 令和4年度第1回(第58回) 専門知識 問15図は夏のモンスーン期(6〜9月)におけるアジア域の対流圏上・下層の大気循環を200hPa
  2. 令和5年度第2回(第61回) 専門知識 問5気象庁の数値予報モデルを用いたアンサンブル予報について述べた次の文(a)〜(d)の下線部
  3. 令和6年度第1回(第62回) 専門知識 問10冬の日本周辺の気象現象について述べた次の文(a)〜(d)の正誤の組み合わせとして正しいも
  4. 令和6年度第2回(第63回) 専門知識 問15日本の季節予報に関連する大気の大規模な現象について述べた次の文(a)〜(d)の正誤の組み
  5. 令和7年度第2回(第65回) 専門知識 問5気象庁の数値予報プロダクトの利用にあたって留意すべき事項について述べた次の文(a)〜(c
  6. 令和8年度第1回(第66回) 専門知識 問10台風の一般的な特徴について述べた次の文(a)〜(c)の正誤の組み合わせとして正しいものを

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク