飛行中の過呼吸について誤りはどれか。…
空中航法 第17問
飛行中の過呼吸について誤りはどれか。
- (1)過呼吸は飛行中緊迫した状況に遭遇したとき、無意識に起きる心身の状態の一つである。
- (2)過呼吸は体内から必要以上に炭酸ガスを排出してしまうため、パイロットは頭がふらふらしたり、息苦しくなったり、眠くなったり、激しい耳鳴りや悪寒の症状を起こす。
- (3)過呼吸の兆候が現れたら、呼吸の速さと深さを自分で意識的に調節してゆけば通常は2~3分で治まる。
- (4)過呼吸と低酸素症とは初期の兆候がよく似ているが、両者は同時に発生することはない。
正答 (4)
正答は (4)。過呼吸と低酸素症は症状が似ているうえ、同時に起こることもあるので、「同時に発生することはない」が誤りです。
過呼吸は、緊張や不安で呼吸が速く深くなり、二酸化炭素を出しすぎて血液がアルカリ性に傾く状態です。低酸素症は酸素の不足によるもので、どちらもめまい・しびれ・ぼんやりするなどの似た症状が出ます。低酸素を感じた不安から過呼吸を起こすこともあり、両方が重なることがあります。高い高度では、まず酸素の不足を疑います。
【ほかの選択肢】
(1) 緊迫した状況で無意識に起こる心身の状態の一つなので 正しい
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(2) 二酸化炭素を出しすぎて、ふらつき・息苦しさなどが起こるので 正しい
(3) 呼吸の速さと深さを意識して整えれば、通常2〜3分で治まるとされるので 正しい
【見分け方】
症状だけでは区別しにくいので、高高度では酸素を確かめ、そのうえで呼吸を整えます。
出典:令和2年3月期 航空従事者学科試験 航空通信士 空中航法 問17(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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