次の文章はアウトリガーを有する一般的なトラッククレーンの作業領域及び安定に係る記述であるが、この文中の[  ]内に入れる…

移動式クレーンに関する知識 第9問

次の文章はアウトリガーを有する一般的なトラッククレーンの作業領域及び安定に係る記述であるが、この文中の[  ]内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、最も適切なものは(1)~(5)のうちどれか。ただし、このトラッククレーンはアウトリガーを最大限に張り出した状態で使用するものとする。「トラッククレーンは、荷をつって旋回する場合、一般に、[A]が最も安定が良く、[B]は[C]及び[A]よりも安定が悪いが、全周で同じつり上げ性能を確保する必要がある場合は、フロントジャッキと呼ばれる装置を使用する。」

正答 (5)
正答は (5)。A=後方領域、B=前方領域、C=側方領域です。 文章はこうなります。 「トラッククレーンは、荷をつって旋回する場合、一般に、後方領域が最も安定が良く、前方領域は側方領域及び後方領域よりも安定が悪いが、全周で同じつり上げ性能を確保する必要がある場合は、フロントジャッキと呼ばれる装置を使用する。」 【安定の良い順】 後方領域 > 側方領域 > 前方領域 【後方が最も良いわけ】 カウンタウエイトが旋回体の後部に載っている 後ろへジブを向ければ、カウンタウエイトはジブと反対の前側に回り、転倒に抵抗する側で働きます。
解説の続きをみる続きを閉じる
【前方がいちばん悪いわけ】 前にはキャリアの運転室があり、アウトリガーを前へ出しにくい 転倒支点までの距離が短く、そのうえカウンタウエイトが荷と同じ側に来ます。だから前方領域はいちばん不利になります。 【フロントジャッキとは】 キャリアの前端に追加で張り出すジャッキ 前方の転倒支点を前へずらして、前方領域でも後方と同じ性能を出せるようにする装置です。 【定格総荷重表の「全周」の意味】 どの向きに旋回しても、その値までつってよい 向きによって値が違う表では、後方・側方・前方が別々に書かれます。「全周」は、いちばん不利な前方に合わせた値です。

出典:移動式クレーン運転士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「移動式クレーンに関する知識」のほかの問題

  1. 2023年上半期(2023年10月公表) 第9問移動式クレーンの取扱いに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
  2. 2023年下半期(2024年4月公表) 第7問次のワイヤロープAからDについて、「ラングSよりワイヤロープ」及び「普通Zよりワイヤロー
  3. 2024年下半期(2025年4月公表) 第5問移動式クレーンの巻上装置に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
  4. 2025年上半期(2025年10月公表) 第3問移動式クレーンのフロントアタッチメントに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか
  5. 2025年下半期(2026年4月公表) 第1問移動式クレーンに関する用語の記述として、適切なものは次のうちどれか。
  6. 2025年下半期(2026年4月公表) 第9問次の文章はアウトリガーを有する一般的なトラッククレーンの作業領域及び安定に係る記述である

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク