次の文章は移動式クレーンの巻過ぎの防止に係る法令条文であるが、この文中の[ ]内に入れるA及びBの数値の組合せが、当該…
関係法令 第26問
次の文章は移動式クレーンの巻過ぎの防止に係る法令条文であるが、この文中の[ ]内に入れるA及びBの数値の組合せが、当該法令の内容と一致するものは(1)~(5)のうちどれか。「事業者は、移動式クレーンの巻過防止装置については、フック、グラブバケット等のつり具の上面又は当該つり具の巻上げ用シーブの上面と、ジブの先端のシーブその他当該上面が接触するおそれのある物(傾斜したジブを除く。)の下面との間隔が[A]m以上(直働式の巻過防止装置にあっては、[B]m以上)となるように調整しておかなければならない。」
- (1)A: 0.05 B: 0.15
- (2)A: 0.05 B: 0.25
- (3)A: 0.15 B: 0.05
- (4)A: 0.15 B: 0.25
- (5)A: 0.25 B: 0.05
正答 (5)
正答は (5)。A=0.25、B=0.05 です。
「事業者は、移動式クレーンの巻過防止装置については、フツク、グラブバケツト等のつり具の上面又は当該つり具の巻上げ用シーブの上面とジブの先端のシーブその他当該上面が接触するおそれのある物(傾斜したジブを除く。)の下面との間隔が0.25メートル以上(直働式の巻過防止装置にあつては、0.05メートル以上)となるように調整しておかなければならない」(クレーン等安全規則第65条)
数字の大小には理由があります。
ふつうの巻過防止装置(0.25m)
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ドラムの回転数などから間接的に位置を知る方式です。検出してから実際に止まるまでに行き過ぎが出るので、余裕を大きく取ります
直働式(0.05m)
つり具が実際にレバーや重りを押し上げて止める方式です。
接触した時点で止まるため、余裕は少なくて済みます
直接触って止める方式のほうが正確なので間隔が小さい、と考えると順序を取り違えません。AとBを入れ替えた(3)が誤答として用意されています。
この数値は、クレーン、デリックでも共通で0.25/0.05です(クレーン等安全規則第18条、第105条)。接触する相手の名前だけが、クレーンでは「ドラム、シーブ、トロリフレーム」、移動式クレーンでは「ジブの先端のシーブ」、デリックでは「ブームの先端のシーブ」と変わります。
出典:クレーン等安全規則 第65条
出典:移動式クレーン運転士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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