翼の空力中心について次のうち正しいものはどれか。…
機体 第3問
翼の空力中心について次のうち正しいものはどれか。
- (1)迎え角の変化に関係なく、モーメント係数によって空力中心は変化する。
- (2)迎え角によって、空力中心は大きく変化する。
- (3)空力中心と風圧中心は常に一致する。
- (4)迎え角が変化しても、空力中心まわりのモーメントはほぼ一定である。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
空力中心は、迎え角が変わっても、その点のまわりのピッチング・モーメント(モーメント係数)がほぼ一定になる翼弦上の点です。亜音速の翼では、前縁から翼弦長の約25%の位置にあります。
【ほかの選択肢】
(1) 空力中心は、迎え角が変わってもモーメント係数がほぼ一定になる点として決まるもので、モーメント係数によって位置が変わるのではありません 誤り
(2) 亜音速では、空力中心の位置は迎え角によってほとんど変わりません 誤り
(3) 風圧中心(圧力中心)は迎え角によって移動するので、空力中心と常に一致するのではありません。一致するのは、空力中心まわりのモーメントが0になる対称翼などの場合です 誤り
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【空力中心と風圧中心】
空力中心 迎え角によらず、まわりのモーメントがほぼ一定の点(位置はほぼ一定)
風圧中心 翼に働く空気力の合力の作用点(迎え角によって移動)
一般の翼(キャンバのある翼)では、迎え角が大きくなると風圧中心は前へ移動します。
出典:令和元年7月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) 機体 問3(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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