ブレーキ系統にエアが混入した場合の現象について(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

機体 第19問

ブレーキ系統にエアが混入した場合の現象について(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A)ブレーキ・ペダルを踏み込む量が多くなり、制動効果が悪くなる。(B)ブレーキ・ペダルを踏み込む量は多くなるが、エアの圧縮性により制動効果は変わらない。(C)ブレーキを長時間使用すると、エアの過熱によりブレーキ自体が過熱する。(D)ブレーキ・ペダルを数回踏み込むとエアはマスター・シリンダに戻るので、問題とはならない。

正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(A)の一つだけです。 (A)正しい。空気は圧縮されるので、ブレーキ系統にエアが混入すると、ペダルを踏んでもその分は空気が縮むだけで圧力が伝わりにくくなります。ペダルの踏み込み量が多くなり(踏みごたえが柔らかくなり)、制動効果が悪くなります。(B)誤り。エアが圧縮される分だけ圧力の伝わりが悪くなるので、制動効果は下がります。「変わらない」は誤りです。(C)誤り。ブレーキの過熱は、制動による摩擦熱で起こるものです。混入したエアが過熱してブレーキを過熱させる、ということはありません。(D)誤り。ペダルを数回踏んでもエアはマスター・シリンダに戻りません。エアが混入したときは、ブリーディング(エア抜き)を行って取り除きます。 【ポイント】 ペダルの踏みごたえがふわふわする(スポンジー)のは、エアの混入を疑う代表的な症状です。

出典:令和2年3月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) 機体 問19(国土交通省 公表)出典元ページ

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