コンプレッサの種類と構造に関する説明で次のうち誤っているものはどれか。…
タービン発動機 第12問
コンプレッサの種類と構造に関する説明で次のうち誤っているものはどれか。
- (1)軸流・遠心式コンプレッサとは、前段に軸流式コンプレッサ、後段に遠心式コンプレッサを組み合わせたものをいう。
- (2)遠心式コンプレッサは回転数を上げると圧力比は上昇するが、インペラから吐出する空気流がある円周速度を超えると衝撃波を発生する。
- (3)軸流式コンプレッサはサイズが小型になるほど、コンプレッサの空気流路に境界層が発達し効率が低下する傾向にある。
- (4)軸流・遠心式コンプレッサに使用されているブリード・バルブは、遠心式コンプレッサのディフューザ出口に装備されている。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
軸流・遠心式コンプレッサのブリード・バルブは、遠心式コンプレッサのディフューザ出口ではなく、前段の軸流式コンプレッサの側(軸流式の段の後ろ、遠心式の手前)に装備されるとされます。ブリード・バルブは、始動時や低回転のときに軸流式コンプレッサの後ろの段で空気が詰まり、前の段が失速するのを防ぐために空気を逃がすものなので、軸流式の段の出口付近で抽気します。
【ほかの選択肢】
(1) 軸流・遠心式は、前段に軸流式、後段に遠心式を組み合わせたものです 正しい
(2) 遠心式は回転数を上げると圧力比が上がりますが、インペラから吐き出す空気流がある速度を超えると衝撃波が発生し、効率が下がります 正しい
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(3) 軸流式は小型になるほど、空気流路に対して境界層の占める割合が大きくなり、効率が下がる傾向があります 正しい
【ポイント】
軸流・遠心式は、小型のターボプロップ・ターボシャフト・エンジンに多く使われます。軸流式で流量を確保し、遠心式で1段の大きな圧力比を得る組み合わせです。
出典:令和2年7月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) タービン発動機 問12(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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