垂直尾翼による方向安定性を高める方法で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
機体 第6問
垂直尾翼による方向安定性を高める方法で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A)垂直尾翼の前縁半径を小さくする。(B)垂直尾翼の翼厚比を小さくする。(C)垂直尾翼の失速角を大きくする。(D)垂直尾翼の付け根部にドーサル・フィンを取り付ける。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)無し
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(C)(D)の二つです。
横滑りの角が大きくなると、垂直尾翼の迎え角も大きくなり、垂直尾翼が失速すると方向安定が急に失われます。そのため、方向安定性を高めるには、垂直尾翼の失速角を大きくする(大きな横滑りの角まで失速しないようにする)ことが考え方の中心になります。
(A)誤り。前縁半径を大きくすると失速しにくくなります。小さくするのは逆です。(B)誤り。翼厚比を大きく(翼を厚く)すると失速しにくくなります。小さくするのは逆です。(C)正しい。失速角を大きくすれば、大きな横滑りの角でも垂直尾翼が効き続けます。(D)正しい。ドーサル・フィンを付け根部に付けると、大きな横滑りの角で渦を作って垂直尾翼の失速を遅らせ、面積も増えるので方向安定が高まります。
【ポイント】
同じ型の設問で「前縁半径を大きくする」「翼厚比を大きくする」と書かれた記述は、正しい扱いです。「大きく/小さく」の1語を読み分けます。
出典:令和2年11月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) 機体 問6(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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