アルミニウム合金の説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

機体 第12問

アルミニウム合金の説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A)熱膨張係数は鋼の約6倍である。(B)比強度は金属材料中、最も大きい。(C)電位の高い金属の銅や鉄と接触すると腐食しやすい。(D)熱処理によって強度を上げることができるものとできないものがある。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(C)(D)の二つです。 (A)誤り。アルミニウム合金の熱膨張係数はおよそ23×10⁻⁶/℃、鋼はおよそ12×10⁻⁶/℃で、鋼の約2倍です。6倍ではありません。(B)誤り。アルミニウム合金は比強度(強さ÷密度)が大きい材料ですが、チタン合金や高強度の鋼には、それより比強度の大きいものがあります。金属材料の中で最も大きいとはいえません。(C)正しい。アルミニウムは電位の低い(卑な)金属なので、銅や鉄などの電位の高い金属と接触して水分があると、アルミニウム側が腐食します(異種金属接触腐食)。(D)正しい。2024・7075などは熱処理(溶体化処理と時効)で強度を上げられる合金で、1100・3003・5052などは熱処理では強度を上げられない(加工硬化で強くする)合金です。 【整備での注意】 異種金属を組み合わせるときは、間に絶縁のためのシーラントやテープを入れたり、表面処理をしたりして接触腐食を防ぎます。

出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) 機体 問12(国土交通省 公表)出典元ページ

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