次の文は「ヒューマンファクター」の重要性について説明したものである。 (ア)~(エ)に入る語句の組み合わせで次のうち正し…
航空法規等 第20問
次の文は「ヒューマンファクター」の重要性について説明したものである。 (ア)~(エ)に入る語句の組み合わせで次のうち正しいものはどれか。 (1)~(4)の中から選べ。航空技術の進歩にしたがって、航空機の(ア)は減少を続けてきたが、最近では低下傾向が鈍化している。また、事故原因を見ると、(イ)に起因するものの比率は時代の推移とともに減少してきているが、最近は(ウ)の過ち、すなわちヒューマンエラーが原因となる事故の比率が次第に大きな部分を占めるようになってきた。そのため、航空事故をよりいっそう減少させるためには、ヒューマンエラーの発生をできるだけ防ぐことが重要であり、そのためには(エ)とその限界などを知り、その知識を有効に生かすヒューマンファクターの考えを理解し、それらを考慮した適切な対応を行うことが必要となった。
- (1)(ア): 操縦ミスによる事故 (イ): 運航形態 (ウ): 整備士 (エ): 機材の能力
- (2)(ア): 整備ミスによる故障 (イ): 整備方式 (ウ): 操縦士 (エ): 操縦士の疲労管理
- (3)(ア): 故障率 (イ): 整備技術 (ウ): 製造会社 (エ): 製造会社の支援
- (4)(ア): 事故率 (イ): 機材 (ウ): 人間 (エ): 人間の能力
正答 (4)
正答は (4)。これが正しい組み合わせです。
ヒューマンファクターの重要性は、次の流れで説明されます。
航空技術の進歩で(ア)事故率は下がってきたが、最近は下がり方が鈍っている。
事故原因のうち(イ)機材に起因するものの比率は減ってきたが、(ウ)人間の過ち(ヒューマンエラー)による事故の比率が大きくなってきた。
そこで、(エ)人間の能力とその限界を知り、その知識を生かすことが必要になった。
(ウ)の直後に「すなわちヒューマンエラー」とあるので、(ウ)は特定の職種ではなく「人間」が入ります。(エ)も「その限界」と続くので、人間の能力です。
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【ほかの選択肢】
(1) (ウ)を整備士に限っている点、(エ)を機材の能力とする点が違います 誤り
(2) (ウ)を操縦士に限っている点、(エ)を疲労管理とする点が違います 誤り
(3) 故障率・製造会社などは、ヒューマンエラーの説明につながりません 誤り
【考え方】
機材の信頼性が上がるほど、残る事故の原因に占める人の割合が大きくなります。整備でも、人は誤りをするものという前提で、作業の手順や確認の仕組みを考えることが求められます。
出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 二等航空運航整備士(回転翼) 航空法規等 問20(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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