温熱の局所反応で正しいのはどれか。…
午後 第39問
温熱の局所反応で正しいのはどれか。
- (1)加温によって血液の粘性が増加する。
- (2)Aδ線維がC 線維よりも温度変化の影響を受けやすい。
- (3)組織温度が1 ℃上昇すると代謝率は2 ~3 倍に増加する。
- (4)反射性血管拡張作用は加温部位の循環が増加する現象である。
- (5)組織温度が1 ℃上昇すると神経伝導速度は0.2 m/sec 増加する。
正答 (2)
正答は (2)。Aδ線維が C 線維よりも温度変化の影響を受けやすいです。
温熱や寒冷による神経への影響は、線維の種類で違います。痛みを伝える線維のうち、有髄の Aδ 線維は無髄の C 線維より温度の変化に敏感で、冷却で伝導が抑えられやすいとされます。
【ほかの選択肢】
(1) 加温すると血液の粘性は下がり、流れやすくなる 誤り
(3) 組織温度が1 ℃上がると代謝はおよそ13 % 増える。2〜3倍になるのは10 ℃上がったとき(van't Hoff の法則) 誤り
(4) 反射性血管拡張は、温めた部位から離れた部位(反対側の手足など)でも血管が広がる現象。加温部位の循環増加は局所の直接作用 誤り
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(5) 1 ℃の上昇で神経伝導速度は約2 m/秒前後増えるとされ、0.2 m/秒では小さすぎる 誤り
【温熱療法の主な生理作用】
血管拡張と血流増加、代謝の亢進、組織の伸張性の向上、筋の緊張低下、痛みの軽減
出典:2023年(令和5年) 理学療法士国家試験 問39(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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