図のような所見において考えられるのはどれか。…

午後 第9問

図のような所見において考えられるのはどれか。

理学療法士 2023年(令和5年) 第9問の図
正答 (2)
正答は (2)。右股関節脱臼です。 図は、あお向けで両膝を立て、両足の踵をそろえた姿勢です。足の側から見ると右膝(図の左側)が左膝より低く、横から見ても膝の高さに差があります。これは Allis 徴候(Galeazzi 徴候)陽性で、膝が低い側の大腿骨が見かけ上短くなっていることを示します。股関節が脱臼して大腿骨頭が後上方へずれると大腿が短く見えるので、右股関節脱臼が考えられます。 【ほかの選択肢】 (1) 仙腸関節機能不全では、膝の高さに左右差は生じない 誤り (3) 膝蓋骨脱臼は膝蓋骨が外側へ外れるもので、膝の高さは変わらない 誤り
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(4) 半月板損傷では、膝の高さに左右差は生じない 誤り (5) 後十字靱帯損傷では、膝を90°曲げると脛骨が後方へ落ち込む(sagging)が、膝の高さの差としては現れない 誤り 【Allis 徴候】 あお向けで両膝を立て、踵をそろえて膝の高さを比べます。片側の膝が低ければ、その側の下肢が短いことを示します。乳児の発育性股関節形成不全(股関節脱臼)でよく調べる徴候で、開排制限や大腿のしわの左右差とあわせて確かめます。

出典:2023年(令和5年) 理学療法士国家試験 問9(厚生労働省 公表)出典元ページ

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