50 歳の男性。左下腿切断。義足歩行練習中に左側の踵接地から立脚中期までに急激な膝屈曲が生じた。考えられる原因はどれか。…
午前 第11問
50 歳の男性。左下腿切断。義足歩行練習中に左側の踵接地から立脚中期までに急激な膝屈曲が生じた。考えられる原因はどれか。2 つ選べ。
- (1)足部が底屈しすぎている。
- (2)足部後方バンパーが硬すぎる。
- (3)ソケット初期屈曲角が大きすぎる。
- (4)ソケットが足部に対して後方すぎる。
- (5)ソケット初期内転角が不足している。
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3)。
下腿義足で、踵接地から立脚中期に膝が急に曲がる(膝折れしそうになる)のは、下腿部が前へ倒される力が強すぎるときです。
(2) 後方バンパー(踵の緩衝材)が硬いと、踵接地の衝撃を吸収できず、下腿が前へ押し出されて膝が曲がる
(3) ソケットの初期屈曲角が大きいと、はじめから下腿が前に傾いた状態になり、膝が曲がりやすい
【ほかの選択肢】
(1) 足部が底屈しすぎると、膝は伸展(反張)方向へ押される 誤り
(4) ソケットが足部に対して後方すぎると、膝は伸展方向へ働く。膝屈曲を起こすのは前方すぎる場合 誤り
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(5) 初期内転角の不足は、前額面での膝の左右方向の動揺などに関係する 誤り
【膝が過度に曲がる原因(踵接地〜立脚中期)】
後方バンパーが硬い、足部が背屈しすぎ、ソケットの初期屈曲角が大きい、ソケットが前方すぎ
出典:2024年(令和6年) 理学療法士国家試験 問11(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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