次の記述は、図に示す位相同期ループ(PLL)検波器の原理的な構成例において、周波数変調(FM)波の復調について述べたもの…
無線工学A 無線工学A B-2 イ
次の記述は、図に示す位相同期ループ(PLL)検波器の原理的な構成例において、周波数変調(FM)波の復調について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句を下の番号から選べ。なお、同じ記号の[ ]内には、同じ字句が入るものとする。(1) 位相比較器の出力は、[ア]を通して、周波数変調波eFM 及び電圧制御発振器(VCO)の出力eVCO との[イ]差に比例した[ウ]なる。(2) eFM の周波数がPLL の周波数引込み範囲(キャプチャレンジ)内のとき、[ア]の出力eF は、eFM とeVCO の[イ]が一致するように、VCO を制御する。eFM が無変調で、eFM とeVCO の[イ]が一致してPLL が同期(ロック)すると、eF の電圧は、[エ]になる。(3) eFM の周波数が同期保持範囲(ロックレンジ)内において変化すると、eF の電圧は、eFM の周波数偏移に[オ]して変化するので、低周波増幅器を通して復調出力を得ることができる。[イ]に入れるべき字句はどれか。
- (1)低域フィルタ(LPF)
- (2)振幅
- (3)VCO制御電圧 eF と
- (4)零
- (5)反比例
- (6)高域フィルタ(HPF)
- (7)位相
- (8)中間周波成分 eF と
- (9)最大
- (10)比例
正答 (7)
正答は (7)。PLLの位相比較器は、FM波とVCOの出力の位相差に比例した電圧を出し、位相が一致するようにVCOを制御します。
PLL(位相同期ループ)は、入力とVCOの出力の位相を比べ、その差が一定になるようにVCOの周波数を動かす回路です。位相が一致して追従している状態を同期(ロック)といいます。
【紛らわしい語】
(2) 振幅 位相比較器が比べるのは振幅ではなく位相です。振幅の変動はFMの復調には使いません
【見分け方】
名前のとおり「位相」を「同期」させるループです。
出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学A B-2 イ(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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