次の記述は、図に示す矩形波パルス列とその振幅スペクトルについて述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せ…
無線工学A 無線工学A A-15
次の記述は、図に示す矩形波パルス列とその振幅スペクトルについて述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、矩形波パルスのパルス幅をTP〔s〕、振幅をE〔V〕、繰返し周期をT〔s〕とする。(1) 矩形波パルス列の直流成分はE TP/T〔V〕であり、基本周波数f0=1/T の整数倍の周波数成分をもつ振幅スペクトルの包絡線G( f )は、周波数をf〔Hz〕として、G( f )=(2 E TP/T )×[A]〔V〕で表せる。(2) G( f )の大きさが最初に零(ヌル点)になる周波数fz が5 f0〔Hz〕のとき、T の値は[B]〔s〕である。(3) TP が同一でT の値を小さくしていくと振幅スペクトルの周波数間隔は[C]なっていく。
正答 (2)
正答は (2)。包絡線は sin(πfTP)/(πfTP)、零点 1/TP=5/T から T=5TP。T を小さくすると間隔 1/T は広くなります。
幅 TP の矩形パルスのスペクトルの包絡線は、sin(πfTP)/(πfTP) の形(f=0 で1)です。
最初の零点 πfTP=π より fz=1/TP
fz=5f0=5/T とおくと 1/TP=5/T より T=5TP
スペクトルの間隔は f0=1/T なので、T を小さくすると広くなります
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【ほかの選択肢】
(4) (5) A は分母と分子が逆で、f=1/TP で零ではなく無限大になります 誤り
(3) (5) 5/TP は周波数の次元で、周期 T になりません 誤り
(1) (3) (5) T を小さくすると f0 は大きくなるので、間隔は狭くではなく広くなります 誤り
【覚え方】
零点の位置はパルス幅だけで決まり(1/TP)、線の間隔は周期だけで決まります(1/T)。
出典:2026年(令和8年)1月期 第一級陸上無線技術士 無線工学A A-15(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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