次の記述は、図に示すCM 形電力計の原理について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句を下の番号から選べ。…
無線工学A 無線工学A B-4 ウ
次の記述は、図に示すCM 形電力計の原理について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句を下の番号から選べ。(1) CM 形電力計は、[ア]高周波電力計の一種であり、主同軸線路の内部導体の近くに副同軸線路の内部導体を配置し、副同軸線路の両端に熱電対形電流計を接続したものである。(2) 副同軸線路には、その内部導体と主同軸線路の内部導体との間の[イ]によって主同軸線路の電圧に比例する電流が流れ、また、副同軸線路の内部導体と主同軸線路の内部導体との間の[ウ]によって主同軸線路に流れる電流に比例する電流が流れる。(3) CM 形電力計を構成する素子などが電気的に一定の条件を満足するようにしてあれば、熱電対形電流計の指示は、副同軸線路に流れる電流の[エ]に比例するので、その指示値から負荷への入射波電力及び負荷からの[オ]電力の測定ができる。[ウ]に入れるべき字句はどれか。
- (1)終端形
- (2)静電容量
- (3)負性抵抗
- (4)2 乗
- (5)スプリアス発射の
- (6)通過形
- (7)表皮効果
- (8)相互インダクタンス
- (9)3 乗
- (10)反射波
正答 (8)
正答は (8)。主同軸線路に流れる電流に比例する電流は、内部導体どうしの「相互インダクタンス」による結合で流れます。
主線路の電流がつくる磁界が副線路の内部導体と鎖交し、相互インダクタンスMによる誘導で、主線路の電流に比例した電流が副線路に流れます。C結合による電流とM結合による電流は、副線路の一端では足し合わされ、他端では打ち消し合います。
【まぎらわしい語】
(3) 負性抵抗 発振回路などで使う性質で、結合の仕組みではありません
【CM形の原理】
静電容量(C)結合で電圧に比例する電流、相互インダクタンス(M)結合で電流に比例する電流 → 和と差が入射波・反射波に対応 → 熱電対形電流計は電流の2乗に比例して指示
出典:2026年(令和8年)1月期 第二級陸上無線技術士 無線工学A B-4 ウ(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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