次の記述は、フリスの伝達公式について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。…
無線工学B 無線工学B A-15
次の記述は、フリスの伝達公式について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、図に示すように、送信アンテナに供給される電力を 𝑃t〔W〕、送信及び受信アンテナの絶対利得をそれぞれ 𝐺t (真数)及び 𝐺r (真数)、送信及び受信アンテナの実効面積をそれぞれAt〔m²〕及びAr〔m²〕、受信アンテナから取り出し得る受信有能電力を 𝑃r〔W〕、送受信アンテナ間の距離を 𝑑〔m〕、波長を 𝜆〔m〕とする。(1) 送信アンテナから 𝑑〔m〕の点における電波の電力束密度p は、次式で表される。p =[A]〔W/m²〕 ・・・・・・①(2) 受信アンテナの実効面積Ar は、次式で表される。Ar =[B]〔m²〕 ・・・・・・②(3) 式①及び②より、𝑃r は、次式で表され、この式は、フリスの伝達公式と呼ばれている。𝑃r =[C]×𝑃t𝐺t𝐺r〔W〕
正答 (1)
正答は (1)。電力束密度 PtGt/(4πd²)に実効面積 λ²Gr/(4π)を掛けると、Pr=(λ/(4πd))²×PtGtGr です。
① 電力は半径 d の球面(面積 4πd²)に広がり、送信アンテナの利得の分だけ強まりますp=PtGt/(4πd²)〔W/m²〕
② 絶対利得 Gr のアンテナの実効面積Ar=λ²Gr/(4π)〔m²〕
③ Pr=p×Ar=(PtGt/(4πd²))×(λ²Gr/(4π))=(λ/(4πd))²×PtGtGr〔W〕
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(λ/(4πd))² の逆数を自由空間基本伝搬損失といいます。
【ほかの選択肢】
(4) (5) 球の表面積は 4πd² で、4πd ではありません 誤り
(3) (4) 実効面積は λ ではなく λ² に比例します 誤り
(2) (5) λ/(4πd)は2乗しないと③が合いません 誤り
出典:2026年(令和8年)1月期 第二級陸上無線技術士 無線工学B A-15(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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