次の記述は、マイクロ波(SHF)帯からミリ波(EHF)帯までの周波数帯における降雨による減衰について述べたものである。[…
無線工学B 無線工学B A-14
次の記述は、マイクロ波(SHF)帯からミリ波(EHF)帯までの周波数帯における降雨による減衰について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 降雨による減衰は、約[A]〔GHz〕で顕著になり、周波数が高くなると共に増大するが、約[B]〔GHz〕以上でほぼ一定になる。(2) 降雨による減衰の主な要因は、電波の吸収又は[C]である。
- (1)A: 3 B: 200 C: 回折
- (2)A: 3 B: 80 C: 散乱
- (3)A: 10 B: 200 C: 散乱
- (4)A: 10 B: 50 C: 回折
- (5)A: 10 B: 50 C: 散乱
正答 (3)
正答は (3)。降雨による減衰は約10 GHz から顕著になり、約200 GHz 以上でほぼ一定で、主な原因は雨滴による吸収と散乱です。
雨滴の大きさは数mm程度で、10 GHz(波長3 cm)以上では波長に比べて無視できない大きさになり、雨滴が電波のエネルギーを吸収し、ほかの方向へ散乱します。周波数が高いほど減衰は増えますが、約200 GHz 以上(波長1.5 mm 以下)では雨滴が波長より十分大きくなり、減衰はほぼ一定になります。
【ほかの選択肢】
(1) (2) 3 GHz では降雨減衰はまだ小さく、顕著になるのは約10 GHz からです 誤り
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(2) (4) (5) 減衰がほぼ一定になるのは約200 GHz 以上です 誤り
(1) (4) 回折は障害物の裏に回り込む現象で、降雨減衰の主な原因ではありません 誤り
出典:2026年(令和8年)1月期 第二級陸上無線技術士 無線工学B A-14(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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