周囲温度が17〔℃〕のとき、給電系を含めたアンテナ系の雑音温度を測定して190〔K〕の値を得た。このときの給電系の損失 …
無線工学B 無線工学B A-18
周囲温度が17〔℃〕のとき、給電系を含めたアンテナ系の雑音温度を測定して190〔K〕の値を得た。このときの給電系の損失 𝐿 (給電系における入力電力の出力電力に対する比)の真数が1.2(約0.8〔dB〕)であったとすると、アンテナの雑音温度の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、アンテナの雑音温度を 𝑇a〔K〕、周囲温度を 𝑇0〔K〕としたとき、給電系を含めたアンテナ系の雑音温度 𝑇A は、次式で表される。𝑇A = 𝑇a/𝐿+ (1 −1/𝐿) 𝑇0〔K〕
- (1)170〔K〕
- (2)210〔K〕
- (3)252〔K〕
- (4)300〔K〕
- (5)358〔K〕
正答 (1)
正答は (1)。T0=290 K として 190=Ta/1.2+(1-1/1.2)×290 を解くと、Ta≒170 K です。
T0=17+273=290〔K〕
(1-1/L)T0=(0.2/1.2)×290≒48.3〔K〕
Ta/1.2=190-48.3=141.7〔K〕
Ta=141.7×1.2≒170〔K〕
給電系の損失は、アンテナの雑音を 1/L に減らす一方で、損失そのものが周囲温度に応じた雑音(右辺の第2項)を加えます。
【ほかの選択肢】
(2) (3) (4) (5) 計算と合いません 誤り
出典:2026年(令和8年)1月期 第二級陸上無線技術士 無線工学B A-18(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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