次の記述は、図に示す構成例を用いて屋外で開口面アンテナの諸特性を測定する場合の注意事項について述べたものである。[ ]…
無線工学B 無線工学B B-5 エ
次の記述は、図に示す構成例を用いて屋外で開口面アンテナの諸特性を測定する場合の注意事項について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句を下の番号から選べ。(1) 送信アンテナからの電波が[ア]となるように、受信アンテナ(開口面アンテナ)までの距離R〔m〕を選ぶ。(2) 波長に比べて開口が[イ]ときには、送信及び受信アンテナの開口面の各部からの通路差が誤差の原因となるので、R は、この誤差が1~2〔%〕程度以下になる最小測定距離以上で、かつ、電界強度が弱くなりすぎない範囲にする。(3) 開口面の各部からの電波の通路差によって生じる誤差を1~2〔%〕程度以下にするために必要とする最小測定距離は、両アンテナの開口面の直径をそれぞれD1、D2〔m〕、波長をλ〔m〕とすれば、[ウ]〔m〕である。(4) 大地反射波があるときには、その対策として反射防止板を電波の反射点に立てる。この場合、反射防止板のエッジで[エ]が、エッジに凹凸をつけることでその影響を軽減できる。また、アンテナの高さを[オ]したり、反射角が大きくなるようにして反射波の影響を軽減する。[エ]に入れるべき字句はどれか。
- (1)遠方界
- (2)大きい
- (3)(D1+D2)²/λ
- (4)回折波を生じる
- (5)高く
- (6)近傍界
- (7)小さい
- (8)2(D1+D2)²/λ
- (9)吸収される
- (10)低く
正答 (4)
正答は (4)。反射防止板のエッジでは回折波が生じて測定の誤差になるので、エッジに凹凸をつけて回折波の影響を軽くします。
反射防止板は大地での反射点に立てて反射波をさえぎりますが、板の縁で電波が回折し、新たな不要波になります。エッジをぎざぎざにすると、縁の各部からの回折波の位相がばらばらになって打ち消し合い、影響が小さくなります。
【紛らわしい語】
(9) 吸収される 反射防止板の縁で問題になるのは、吸収ではなく回折です
出典:2026年(令和8年)7月期 第二級陸上無線技術士 無線工学B B-5 エ(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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