次の記述は、FM(F3E)受信機のスケルチ回路として用いられているノイズスケルチ方式及びキャリアスケルチ方式の一般的な特…
無線工学A 無線工学A A-6
次の記述は、FM(F3E)受信機のスケルチ回路として用いられているノイズスケルチ方式及びキャリアスケルチ方式の一般的な特徴について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。
- (1)ノイズスケルチ方式は、スケルチが働きはじめる動作点を弱電界に設定できるため、スケルチ動作点を通話可能限界点にほぼ一致させることができる。
- (2)ノイズスケルチ方式は、周波数弁別器出力の音声帯域内の音声を整流して得た電圧を制御信号として使用する。
- (3)ノイズスケルチ方式は、音声信号の過変調による誤動作が生じやすい。
- (4)キャリアスケルチ方式は、都市雑音などの影響により、スケルチ動作点を適正なレベルに維持することが難しい。
- (5)キャリアスケルチ方式は、強電界におけるスケルチに適しており、音声信号による誤動作が少ない。
正答 (2)
正答は (2)。ノイズスケルチは音声帯域より上の雑音を取り出して整流するので、音声帯域内の音声を使うとするのは誤りです。
FM受信機は、信号が無いと周波数弁別器の出力に大きな雑音が出ます。ノイズスケルチは、この雑音のうち音声帯域より高い周波数の成分をフィルタで取り出して整流し、その電圧が大きいときに低周波増幅器を止めます。
【ほかの選択肢】
(1) 雑音の量で判定するので、通話できる限界の弱い電界に動作点を合わせられます 正しい
(3) 過変調で音声が帯域外に広がると、雑音と見なして誤動作しやすくなります 正しい
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(4) 搬送波の強さで判定するので、都市雑音で受信レベルが変わると動作点がずれやすいです 正しい
(5) 搬送波の強さで判定するため強電界に向き、音声の影響を受けにくいです 正しい
【見分け方】
ノイズスケルチは「帯域外の雑音」、キャリアスケルチは「搬送波の強さ」で判定します。
出典:2026年(令和8年)7月期 第二級陸上無線技術士 無線工学A A-6(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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