次の記述は、ASR(空港監視レーダー)について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選…
無線工学A 無線工学A A-12
次の記述は、ASR(空港監視レーダー)について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) ASR は、航空機の位置を探知し、SSR(航空用二次監視レーダー)を併用して得た航空機の[A]情報を用いることにより、航空機の位置を[B]的に把握することが可能である。(2) 移動する航空機の反射波の位相が[C]によって変化することを利用して山岳、地面及び建物などの固定物標からの反射波の影響を除去し、移動目標の像をレーダーの指示器に明瞭に表示することができるMTI(移動目標指示装置)を用いている。
- (1)A: 高度 B: 三次元 C: ドプラ効果
- (2)A: 高度 B: 三次元 C: ファラデー効果
- (3)A: 方位 B: 二次元 C: ドプラ効果
- (4)A: 方位 B: 二次元 C: ファラデー効果
- (5)A: 方位 B: 三次元 C: ドプラ効果
正答 (1)
正答は (1)。ASRの方位・距離にSSRの高度の情報を合わせると三次元で位置が分かり、MTIはドプラ効果を使います。
A・B:ASRは航空機の方位と距離(平面上の位置)を探知します。SSRで航空機から高度の情報を得て併用すると、位置を三次元的に把握できます
C:動いている航空機からの反射波は、ドプラ効果で位相(周波数)が変化します。MTIはこれを利用し、位相の変わらない山や建物などの固定物標の反射を消して、移動目標だけを表示します
組合せは A 高度、B 三次元、C ドプラ効果 の (1) です。
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【ほかの選択肢】
(2) (4) ファラデー効果は、電離層などで偏波面が回転する現象です
(3)〜(5) 方位はASRが自分で測れるので、SSRで加える情報は高度です
【見分け方】
SSRの応答には識別符号と高度の情報が含まれます。
出典:2026年(令和8年)7月期 第二級陸上無線技術士 無線工学A A-12(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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