次の記述は、図に示すデジタルマルチメータの構成例について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の…
無線工学A 無線工学A A-18
次の記述は、図に示すデジタルマルチメータの構成例について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 入力変換部は、入力のアナログ信号を[A]に変換し、A-D変換器に出力する。(2) A-D変換器における入力量と基準量との比較方式には、間接比較及び直接比較方式がある。間接比較方式は、入力量を[B]してその波形の傾斜を利用する方式であり、低速であるが高精度の変換が可能である。また、直接比較方式は、入力量と基準量とを[C]で直接比較する方式であり、高速の変換が可能である。
- (1)A: 直流電圧 B: 微分 C: コンパレータ
- (2)A: 直流電圧 B: 微分 C: ミクサ
- (3)A: 直流電圧 B: 積分 C: コンパレータ
- (4)A: 交流電圧 B: 微分 C: コンパレータ
- (5)A: 交流電圧 B: 積分 C: ミクサ
正答 (3)
正答は (3)。入力変換部はアナログ信号を直流電圧に変え、間接比較は積分して傾斜を利用し、直接比較はコンパレータで比べます。
A:デジタルマルチメータは、電流・抵抗・交流電圧などを入力変換部でいったん直流電圧に変換し、A-D変換器でデジタル値にします
B:間接比較方式(二重積分形など)は、入力の電圧を一定時間積分し、その後基準電圧で逆に積分して0に戻る時間を数えます。積分の傾斜を利用するので雑音に強く高精度ですが、低速です
C:直接比較方式(逐次比較形など)は、入力量と基準量をコンパレータ(比較器)で直接比べるので高速です
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組合せは A 直流電圧、B 積分、C コンパレータ の (3) です。
【ほかの選択肢】
(1) (2) (4) 微分では傾斜の時間で量を測れません
(2) (5) ミクサは周波数を変換する回路で、大小の比較はしません
(4) (5) A-D変換器に入れるのは交流ではなく直流電圧です
【見分け方】
二重積分形は「遅いが正確」、逐次比較形は「速い」と組で覚えます。
出典:2026年(令和8年)7月期 第二級陸上無線技術士 無線工学A A-18(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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