図に示すように、最大目盛値が10〔mA〕の直流電流計A に分流器R1 = R2 = 0.2〔Ω〕を用いたとき、端子ab …

無線工学A 無線工学A 〔23〕

図に示すように、最大目盛値が10〔mA〕の直流電流計A に分流器R1 = R2 = 0.2〔Ω〕を用いたとき、端子ab 間及びac 間で測定できる最大電流値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。ただし、A の内部抵抗を1.2〔Ω〕とする。

第一級陸上特殊無線技士 2025年(令和7年)10月期 無線工学A 〔23〕の図
正答 (4)
正答は (4)。 【結論】 図では、電流計 A が端子 a と c の間(R1 と R2 の直列全体)に並列に接続されています。電流計が最大目盛の10mA を指すときの各回路の電流を考えます。 【ab 間】分流器は R1、電流計の側の通り道は「A+R2」です。  電流計側の抵抗 = 1.2 + 0.2 = 1.4〔Ω〕  R1 の両端の電圧 = 10〔mA〕 × 1.4〔Ω〕 = 14〔mV〕  R1 に流れる電流 = 14〔mV〕 ÷ 0.2〔Ω〕 = 70〔mA〕
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 最大電流 = 10 + 70 = 80〔mA〕 【ac 間】分流器は R1+R2=0.4Ω で、電流計 A(1.2Ω)と並列です。  電流計の両端の電圧 = 10〔mA〕 × 1.2〔Ω〕 = 12〔mV〕  分流器に流れる電流 = 12〔mV〕 ÷ 0.4〔Ω〕 = 30〔mA〕  最大電流 = 10 + 30 = 40〔mA〕 したがって「ab 間80mA・ac 間40mA」の (4) です。 【誤りの選択肢】 (1) (2) ab 間の70mA は、分流器 R1 に流れる電流だけで、電流計の10mA を足していません (1) (3) ac 間の30mA も、分流器に流れる電流だけで、電流計の10mA を足していません 【関連する知識】 分流器の倍率は m = 1 + r/R(r:電流計側の抵抗、R:分流器)です。ab 間は 1 + 1.4/0.2 = 8倍、ac 間は 1 + 1.2/0.4 = 4倍で、上の結果と合います。

出典:2025年(令和7年)10月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学A 〔23〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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