図は、位相同期ループ(PLL)を用いた周波数変調(FM)波の復調器の原理的構成例である。[ ]内に入れるべき名称の正し…
無線工学B 無線工学B 〔12〕
図は、位相同期ループ(PLL)を用いた周波数変調(FM)波の復調器の原理的構成例である。[ ]内に入れるべき名称の正しい組合せを下の番号から選べ。
- (1)A: 位相比較器 B: 低域フィルタ(LPF)
- (2)A: 位相比較器 B: 圧縮器
- (3)A: 識別器 B: 低域フィルタ(LPF)
- (4)A: 識別器 B: 圧縮器
正答 (1)
正答は (1)。
【結論】
PLL を用いた FM 復調器の構成です。
A 入力の FM 波と VCO の出力の位相の差を検出する位相比較器です
B 位相比較器の出力から高い周波数の成分を取り除き、VCO を制御する電圧を取り出す低域フィルタ(LPF)です
ループが同期しているとき、VCO の周波数は入力の FM 波の周波数の変化に追従します。そのため、VCO を制御している LPF の出力電圧は、FM 波の周波数偏移に比例し、これが復調信号になります。
【誤りの選択肢】
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(3) (4) 識別器は、受信したデジタル信号のレベルから「0」「1」などの符号を判定する回路で、二つの信号の位相の差を検出する回路ではありません
(2) (4) 圧縮器は、信号の振幅の幅を狭める回路です。位相比較器の出力を平滑して VCO の制御電圧にするには低域フィルタが必要です
【覚え方】
PLL の基本の構成は「位相比較器 → 低域フィルタ → VCO → 位相比較器へ戻る」のループです。
出典:2025年(令和7年)10月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学B 〔12〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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