図に示すように、最大目盛値が10〔mA〕の直流電流計A に抵抗R1 及びR2 を接続して、最大目盛値が100〔mA〕及び…
無線工学B 無線工学B 〔23〕
図に示すように、最大目盛値が10〔mA〕の直流電流計A に抵抗R1 及びR2 を接続して、最大目盛値が100〔mA〕及び50〔mA〕の多端子形の電流計にするとき、R1 及びR2 の値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。ただし、A の内部抵抗RA は1.6〔Ω〕とする。
- (1)R1: 0.4〔Ω〕 R2: 0.2〔Ω〕
- (2)R1: 0.4〔Ω〕 R2: 0.4〔Ω〕
- (3)R1: 0.2〔Ω〕 R2: 0.2〔Ω〕
- (4)R1: 0.2〔Ω〕 R2: 0.4〔Ω〕
正答 (3)
正答は (3)。
【結論】
図では、電流計 A(RA=1.6Ω)が、共通端子と50mA の端子の間(R1 と R2 の直列全体)に並列に接続されています。電流計が最大目盛の10mA を指すときで考えます。
【50mA の端子】分流器は R1+R2 で、電流計と並列です。分流器には 50 - 10 = 40〔mA〕が流れます。
電流計の両端の電圧 = 10〔mA〕 × 1.6〔Ω〕 = 16〔mV〕
R1 + R2 = 16〔mV〕 ÷ 40〔mA〕 = 0.4〔Ω〕 …①
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【100mA の端子】分流器は R1、電流計の側の通り道は「RA+R2」です。R1 には 100 - 10 = 90〔mA〕が流れます。両側の電圧が等しいので
10 × (1.6 + R2) = 90 × R1 …②
①から R2=0.4 - R1 を②に入れます。10 × (2.0 - R1) = 90 × R120 = 100 × R1R1 = 0.2〔Ω〕、R2 = 0.4 - 0.2 = 0.2〔Ω〕
したがって (3) です。
【確かめ】
100mA の端子:倍率は 1 + (1.6 + 0.2)/0.2 = 10倍で、10mA × 10 = 100mA です。50mA の端子:倍率は 1 + 1.6/0.4 = 5倍で、10mA × 5 = 50mA です。
【誤りの選択肢】
(1) (2) (4) R1+R2 が0.4Ω にならないので、50mA の端子の倍率が5倍になりません
出典:2025年(令和7年)10月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学B 〔23〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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