図に示すマイクロ波回線において、A 局から送信機出力電力0.5〔W〕で送信したときのB 局の受信機入力電力の値として、最…

無線工学A 無線工学A 〔20〕

図に示すマイクロ波回線において、A 局から送信機出力電力0.5〔W〕で送信したときのB 局の受信機入力電力の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、自由空間基本伝送損失を135〔dB〕、送信及び受信アンテナの絶対利得をそれぞれ40〔dB〕、送信及び受信帯域フィルタ(BPF)の損失をそれぞれ1〔dB〕、送信及び受信給電線の長さをそれぞれ15〔m〕とし、給電線損失を0.2〔dB/m〕とする。また、log₁₀2 = 0.3 とする。

第一級陸上特殊無線技士 2026年(令和8年)2月期 無線工学A 〔20〕の図
正答 (4)
正答は (4)。 【結論】 送信機の出力を dBm に直します。0.5W=500mW で、500=1,000÷2 なので  10 × log₁₀500 = 10 × (3 - 0.3) = 27〔dBm〕 図の経路に沿って、利得を足し、損失を引きます。  給電線の損失(片側) = 15〔m〕 × 0.2〔dB/m〕 = 3〔dB〕  利得の合計 = 40 + 40 = 80〔dB〕  損失の合計 = 135(自由空間) + 1 + 1(BPF) + 3 + 3(給電線) = 143〔dB〕
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受信機の入力電力は  27 + 80 - 143 = -36〔dBm〕 【誤りの選択肢】 (1) (2) (3) BPF や給電線の損失の一部を入れ忘れると、受信電力が実際より大きく出ます。たとえば給電線の損失 6dB を入れないと -30dBm、片側の 3dB だけなら -33dBm になります (5) -39dBm は、損失を 3dB 多く数えた値です 【覚え方】 回線の計算は「送信電力〔dBm〕+アンテナ利得-各損失」の足し算と引き算です。W は mW に直してから dBm にします(1W=30dBm、0.5W=27dBm)。

出典:2026年(令和8年)2月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学A 〔20〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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