標本化定理において、周波数帯域が300〔Hz〕から15〔kHz〕までのアナログ信号を標本化して、忠実に再現することが原理…
無線工学A 無線工学A 〔2〕
標本化定理において、周波数帯域が300〔Hz〕から15〔kHz〕までのアナログ信号を標本化して、忠実に再現することが原理的に可能な標本化周波数の下限の値として、正しいものを下の番号から選べ。
- (1)600〔Hz〕
- (2)1.8〔kHz〕
- (3)3.0〔kHz〕
- (4)15〔kHz〕
- (5)30〔kHz〕
正答 (5)
正答は (5)。
【結論】
標本化定理によると、信号に含まれる最高周波数の2倍以上の周波数で標本化すれば、元のアナログ信号を忠実に再現できます。最高周波数は15kHz なので、標本化周波数の下限は
fs = 2 × 15〔kHz〕 = 30〔kHz〕
です。
【誤りの選択肢】
(1) 下限の周波数300Hz を2倍した値です。基準にするのは最高周波数です
(2) (3) どちらも最高周波数の2倍に足りません。標本化周波数が低すぎると、折り返し雑音(エイリアシング)が生じて元の信号に戻せません
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(4) 最高周波数と同じ値で、2倍に足りません
【関連する知識】
最高周波数の2倍の周波数をナイキスト周波数(ナイキスト・レート)といいます。逆に、標本化周波数が決まっていれば、再現できる最高周波数はその半分です。
出典:2025年(令和7年)10月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学A 〔2〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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