次の記述は、衛星通信に用いられる多元接続方式及び回線割当方式について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい…

無線工学A 無線工学A 〔14〕

次の記述は、衛星通信に用いられる多元接続方式及び回線割当方式について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 複数の地球局が、それぞれ別々の周波数の電波を、適切なガードバンドを設けて互いに周波数帯が重なり合わないようにして、送出する多元接続方式を[A]方式といい、そのうち、送出する一つのチャネルに対して一つの搬送波を割り当て、一つの中継器の帯域内に複数の異なる周波数の搬送波を等間隔に並べる方式を[B]方式という。(2) 回線割当方式は大別して二つあり、このうち地球局からの回線割当て要求が発生するたびに回線を設定する方式を[C]方式という。

正答 (4)
正答は (4)。 【結論】  A 地球局ごとに別々の周波数を使い、ガードバンドで重ならないようにする多元接続はFDMA(周波数分割多元接続)です  B FDMAのうち、1チャネルに1つの搬送波を割り当てる方式がSCPC(Single Channel Per Carrier)です。一つの中継器の帯域内に、たくさんの搬送波が並びます  C 回線割当て要求があるたびに回線を設定する方式がデマンドアサイメントです 【誤りの選択肢】 (1) (2) TDMA(時分割多元接続)は、同じ周波数を時間で分けて使う方式です。周波数を分けてガードバンドを設けるのはFDMAです
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) (3) MCPC(Multiple Channels Per Carrier)は、複数のチャネルを多重化して1つの搬送波で送る方式です。「一つのチャネルに一つの搬送波」ではありません (1) (3) プリアサイメントは、地球局にあらかじめ回線を固定して割り当てておく方式です 【覚え方】 「デマンド(demand)=要求のたびに」「プリ(pre)=前もって」と英語の意味で区別します。通信量の少ない多数の地球局で衛星回線を効率よく使うには、デマンドアサイメントが向いています。

出典:2026年(令和8年)6月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学A 〔14〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「無線工学A」のほかの問題

  1. 2025年(令和7年)10月期 無線工学A 〔14〕地上系マイクロ波(SHF)多重回線における直接中継方式についての記述として、正しいものを
  2. 2026年(令和8年)2月期 無線工学A 〔1〕次の記述は、対地静止衛星を用いた衛星通信の特徴について述べたものである。[  ]内に入れ
  3. 2026年(令和8年)2月期 無線工学A 〔14〕次の記述は、衛星通信に用いられるSCPC 方式について述べたものである。[  ]内に入れ
  4. 2026年(令和8年)2月期 無線工学A 〔7〕次の図は、フィルタの周波数対減衰量の特性の概略を示したものである。このうち帯域フィルタ(
  5. 2026年(令和8年)10月期 無線工学A 〔11〕図は、位相同期ループ(PLL)を用いた周波数変調(FM)波の復調器の原理的構成例である。
  6. 2026年(令和8年)10月期 無線工学A 〔22〕次の記述は、マイクロ波(SHF)のフェージングについて述べたものである。[  ]内に入れ

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク