次の記述は、図に示す構成例を用いたFM(F3E)送信機の占有周波数帯幅の測定法について述べたものである。[ ]内に入れ…
無線工学B 無線工学B 〔23〕
次の記述は、図に示す構成例を用いたFM(F3E)送信機の占有周波数帯幅の測定法について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の[ ]内には、同じ字句が入るものとする。(1) 送信機が発射する電波の占有周波数帯幅は、全輻射電力の[A]〔%〕が含まれる周波数帯幅で表される。[B]発生器から規定のスペクトルを持つ[B]信号を送信機に加え、所定の変調を行った周波数変調波を擬似負荷(減衰器)に出力する。(2) スペクトルアナライザを規定の動作条件とし、規定の占有周波数帯幅の2~3.5 倍程度の帯域を、スペクトルアナライザの狭帯域フィルタで掃引しながらサンプリングし、測定したすべての電力値をコンピュータに取り込む。(3) これらの値の総和から全電力が求まる。取り込んだデータを、下側の周波数から積算し、その値が全電力の[C]〔%〕となる周波数f1〔Hz〕を求める。同様に上側の周波数から積算し、その値が全電力の[C]〔%〕となる周波数f2〔Hz〕を求める。このときの占有周波数帯幅は、[D]〔Hz〕となる。
- (1)A: 99 B: パルスパターン C: 0.5 D: ( f2 + f1 )/2
- (2)A: 99 B: 擬似音声 C: 0.5 D: ( f2 + f1 )/2
- (3)A: 99 B: 擬似音声 C: 0.5 D: ( f2 - f1 )
- (4)A: 90 B: 擬似音声 C: 5.0 D: ( f2 + f1 )/2
- (5)A: 90 B: パルスパターン C: 5.0 D: ( f2 - f1 )
正答 (3)
正答は (3)。占有周波数帯幅は全電力の99%が入る幅で、擬似音声で変調し、上下0.5%ずつの点の間の幅f2-f1で求めます。
FM(F3E)は音声の送信機なので、規定のスペクトルを持つ擬似音声で変調します。下側から積算して全電力の0.5%になる f1、上側から積算して0.5%になる f2 の間に、全電力の99%が入ります。その幅 f2 - f1 が占有周波数帯幅です。
【ほかの選択肢】
(4)(5) 占有周波数帯幅は99%が入る幅で、上下は0.5%ずつです。90%・5.0%ではありません 誤り
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(1)(5) パルスパターンはデジタル伝送の試験信号で、F3Eの音声の変調には使いません 誤り
(1)(2)(4) (f2 + f1)/2 は中心の周波数で、幅ではありません 誤り
【ポイント】
「99%が入る幅=上下に0.5%ずつ残す」と、2つの数字をセットで覚えましょう。
出典:2026年(令和8年)10月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学B 〔23〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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