検査が有用でないのはどれか。…
午後 第74問
検査が有用でないのはどれか。
- (1)結核を疑う患者の喀痰抗酸菌培養検査
- (2)感染性心内膜炎を疑う患者の血液培養検査
- (3)尿路感染症を疑う患者の尿中レジオネラ抗原検査
- (4)クリプトコックス髄膜炎を疑う患者の髄液中グルクロノキシロマンナン抗原検査
- (5)抗菌薬関連下痢症を疑う患者の糞便中Clostridioides difficile トキシン抗原検査
正答 (3)
正答は (3)。有用でないのは、尿路感染症を疑う患者の尿中レジオネラ抗原検査です。
尿中レジオネラ抗原検査は、レジオネラ肺炎の診断のための検査です。肺で増えたレジオネラ(主に Legionella pneumophila 血清群1)の抗原が尿に出てくるのを調べるもので、尿路感染症の原因菌を調べる検査ではありません。尿路感染症には、尿の定量培養と Gram 染色を行います。
【ほかの選択肢】
(1) 結核を疑う患者の喀痰抗酸菌培養検査 結核の確定診断と、薬剤感受性検査のために欠かせない検査です 有用
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(2) 感染性心内膜炎を疑う患者の血液培養検査 原因菌を見つける最も重要な検査で、時間をあけて複数回(複数セット)採ります 有用
(4) クリプトコックス髄膜炎を疑う患者の髄液中グルクロノキシロマンナン抗原検査 クリプトコックスの莢膜の多糖抗原を調べるもので、診断に役立ちます 有用
(5) 抗菌薬関連下痢症を疑う患者の糞便中 Clostridioides difficile トキシン抗原検査 抗菌薬の使用後の下痢の主な原因である C. difficile 感染症の診断に使います 有用
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問74(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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