RPR カードテストについて正しいのはどれか。…
午後 第80問
RPR カードテストについて正しいのはどれか。
- (1)地帯現象は起こらない。
- (2)生物学的偽陽性は起こらない。
- (3)被検血清は不活化しなくてよい。
- (4)梅毒トレポネーマに特異的な抗体を検出する。
- (5)1 分間に120 回転の速さで5 分間水平回転する。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
RPR カードテストは、カルジオリピン・レシチン・コレステロールを付けた炭素粒子の抗原を使い、カード上で血清と混ぜて凝集を見る梅毒の検査です。被検血清を56 ℃で加熱して補体を壊す処理(不活化)をしなくても検査ができ、そのまま血清や血漿を使えます。
【ほかの選択肢】
(1) 地帯現象は起こらない 抗体が非常に多いと凝集しなくなるプロゾーン現象が起こることがあり、偽陰性の原因になります。疑わしいときは血清を薄めて測り直します 誤り
(2) 生物学的偽陽性は起こらない カルジオリピンに対する抗体を調べるので、SLE、抗リン脂質抗体症候群、妊娠などで、梅毒でなくても陽性になる生物学的偽陽性が起こります 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 梅毒トレポネーマに特異的な抗体を検出する カルジオリピンを抗原とする非トレポネーマ(脂質抗原)検査で、梅毒トレポネーマに特異的な抗体ではなく、組織が壊れて出てくる脂質への抗体を見ています。トレポネーマに特異的な抗体を調べるのは TPHA 法や FTA-ABS 法などです 誤り
(5) 1分間に120回転の速さで5分間水平回転する カードを1分間に約100回転の速さで8分間回転させるのが標準の方法です 誤り
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問80(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午後」のほかの問題
- 2025年(令和7年) 第81問Ⅲ型アレルギーに分類される疾患はどれか。
- 2024年(令和6年) 第14問急性心筋梗塞発症時に血中濃度が上昇しないのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第46問自然尿検体のPapanicolaou 染色標本の弱拡大写真(別冊No. 9A)と強拡大写
- 2024年(令和6年) 第79問抗炎症性サイトカインはどれか。
- 2025年(令和7年) 第12問睡眠時無呼吸症候群で誤っているのはどれか。
- 2025年(令和7年) 第45問薄切で切片に傷ができる場合の対処法はどれか。
スポンサーリンク

