グリコアルブミン〈GA〉について正しいのはどれか。…
午前 第29問
グリコアルブミン〈GA〉について正しいのはどれか。
- (1)鉄欠乏性貧血で高値になる。
- (2)基準範囲は6.2%以下である。
- (3)約2 か月間の血糖値の平均を反映する。
- (4)バリンに安定的に糖が結合したものである。
- (5)透析患者の血糖コントロールの指標に適している。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
グリコアルブミン(GA)は、血清アルブミンにブドウ糖が結合したものです。アルブミンの半減期は約2〜3週間なので、GA は過去およそ2週間〜1か月の平均の血糖を反映します。透析患者では、腎性貧血や、エリスロポエチン製剤の使用、透析による赤血球の寿命の短縮のため、HbA1c が実際より低く出やすくなります。GA は赤血球の影響を受けないので、透析患者の血糖コントロールの指標に適しています。
【ほかの選択肢】
(1) 鉄欠乏性貧血で高値になる 鉄欠乏性貧血で見かけ上高くなるのは HbA1c(古い赤血球の割合が増えるため)です。GA は赤血球の影響を受けません 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 基準範囲は6.2%以下 GA の基準範囲はおよそ11〜16%です。6%前後は HbA1c の値の水準です 誤り
(3) 約2か月間の血糖値の平均を反映する 1〜2か月の血糖を反映するのは HbA1c です 誤り
(4) バリンに安定的に糖が結合したもの ヘモグロビンβ鎖の N 末端のバリンに糖が結合したものが HbA1c です。GA は、アルブミンのリジン残基などに糖が結合したものです 誤り
【ポイント】
アルブミンの代謝が速くなるネフローゼ症候群や甲状腺
機能亢進症では、GA は実際より低く出ます。
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問29(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午前」のほかの問題
- 2024年(令和6年) 第28問聴覚伝導路でないのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第61問アミノ基転移酵素活性を有するのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第94問産業保健における許容濃度の定義で正しいのはどれか。
- 2025年(令和7年) 第28問乳房の超音波像(別冊No. 7)を別に示す。乳腺実質はどれか。
- 2025年(令和7年) 第61問JAK2 変異の検出が診断に有用なのはどれか。
- 2025年(令和7年) 第94問世界保健機関〈WHO〉の活動はどれか。
スポンサーリンク

