カルバペネム系抗菌薬が有効なのはどれか。…
午前 第71問
カルバペネム系抗菌薬が有効なのはどれか。
- (1)メチシリン耐性黄色ブドウ球菌〈MRSA〉
- (2)バンコマイシン耐性腸球菌〈VRE〉
- (3)多剤耐性緑膿菌〈MDRP〉
- (4)多剤耐性アシネトバクター〈MDRA〉
- (5)基質拡張型β-ラクタマーゼ〈ESBL〉産生大腸菌
正答 (5)
正答は (5)。カルバペネム系抗菌薬が有効なのは ESBL 産生大腸菌です。
基質拡張型β-ラクタマーゼ(ESBL)は、ペニシリン系や、第3・第4世代を含むセファロスポリン系を分解する酵素です。ただしカルバペネム系は分解できないので、ESBL 産生菌による重い感染症ではカルバペネム系が第一の選択肢になります。
【ほかの選択肢】
(1) MRSA PBP2′(PBP2a)という薬が結合しにくい酵素を持ち、カルバペネムを含むβ-ラクタム系の薬がほぼ効きません。バンコマイシンなどの抗 MRSA 薬を使います 誤り
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(2) VRE 主な菌種の Enterococcus faecium は、もともとカルバペネム系が効きません 誤り
(3) MDRP カルバペネム系、アミノグリコシド系(アミカシン)、フルオロキノロン系の3系統すべてに耐性の緑膿菌と定義されます 誤り
(4) MDRA 同じく、カルバペネム系を含む3系統に耐性のアシネトバクターです 誤り
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問71(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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