血中薬物濃度測定による治療薬物モニタリング〈TDM〉の対象となるのはどれか。…
午前 第77問
血中薬物濃度測定による治療薬物モニタリング〈TDM〉の対象となるのはどれか。
- (1)アンピシリン
- (2)イミペネム
- (3)エリスロマイシン
- (4)ゲンタマイシン
- (5)セファゾリン
正答 (4)
正答は (4)。TDM の対象となるのはゲンタマイシンです。
TDM(治療薬物モニタリング)は、血中濃度を測って、薬の量や投与の間隔を患者ごとに調整することです。効く濃度と副作用が出る濃度の幅(治療域)が狭い薬や、人によって血中濃度が大きく違う薬が対象になります。ゲンタマイシンなどのアミノグリコシド系は、濃度が高すぎると腎障害や聴覚障害(第8脳神経障害)を起こすので、最高濃度(ピーク値)と最低濃度(トラフ値)を測って調整します。
【ほかの選択肢】
(1) アンピシリン (2) イミペネム (5) セファゾリン β-ラクタム系で、治療域が広く安全性が高いため、通常 TDM は行いません 誤り
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(3) エリスロマイシン マクロライド系で、通常 TDM の対象ではありません 誤り
【ポイント】
抗菌薬で TDM を行う代表は、アミノグリコシド系
(ゲンタマイシン、アミカシン、トブラマイシン)と、グリコペプチド系(バンコマイシン、テイコプラニン)です。
抗真菌薬のボリコナゾールも対象です。
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問77(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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