ヘモグロビン酸素解離曲線(別冊No. 12)を別に示す。矢印の方向に曲線が移動したとき患者の状態で正しいのはどれか。…

午後 第61問

ヘモグロビン酸素解離曲線(別冊No. 12)を別に示す。矢印の方向に曲線が移動したとき患者の状態で正しいのはどれか。

臨床検査技師 2024年(令和6年) 第61問の図
正答 (5)
正答は (5)。正しいのは 2,3-DPG 濃度の低下です。 【図の見方】 実線の曲線が、矢印の方向に左へ移動して破線になっています。 酸素飽和度が50%になる酸素分圧(P50)は、破線の方が実線より低くなっています。 曲線が左へ移るのは、ヘモグロビンが酸素と結びつきやすく(酸素親和性が高く)、組織で酸素を放しにくくなった状態です。2,3-DPG は赤血球の中でデオキシヘモグロビンに結合して酸素を放しやすくする物質なので、これが減ると曲線は左へ移ります。保存した血液(2,3-DPG が減る)や、胎児ヘモグロビン、一酸化炭素ヘモグロビンでも左へ移ります。
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【ほかの選択肢】 (1) 体温上昇 酸素を放しやすくなり、曲線は右へ移ります 誤り (2) 激しい運動 筋で体温・二酸化炭素・酸が増え、曲線は右へ移ります 誤り (3) PaCO₂上昇 Bohr 効果で曲線は右へ移ります 誤り (4) 代謝性アシドーシス pH が下がると曲線は右へ移ります 誤り 【覚え方】 右へ移る(酸素を放しやすい):体温↑、PaCO₂↑、pH↓、2,3-DPG↑ 左へ移る(酸素を放しにくい):その逆、HbF、CO-Hb

出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問61(厚生労働省 公表)出典元ページ

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