疾患とその原因の組合せで正しいのはどれか。…
午後 第60問
疾患とその原因の組合せで正しいのはどれか。
正答 (1)
正答は (1)。正しい組合せは赤芽球癆とヒトパルボウイルスB19 感染です。
ヒトパルボウイルスB19 は、赤芽球系の前駆細胞(P 抗原をもつ細胞)に感染して壊すので、一時的に赤芽球がつくられなくなります。健常な人では問題になりにくいものの、遺伝性球状赤血球症などで赤血球の寿命が短い人では急に強い貧血(無形成発作)が起こり、免疫不全の人では持続感染して慢性の赤芽球癆になります。
【ほかの選択肢】
(2) 再生不良性貧血 ― エリスロポエチン欠乏 再生不良性貧血は、主に免疫のしくみで造血幹細胞が傷つき、汎血球減少になる病気です。エリスロポエチンの欠乏は腎性貧血の原因です 誤り
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(3) 遺伝性球状赤血球症 ― α グロビン遺伝子異常 遺伝性球状赤血球症は、赤血球の膜の蛋白(スペクトリン、アンキリン、バンド3など)の遺伝子の異常です。α グロビン遺伝子の異常は α サラセミアです 誤り
(4) 自己免疫性溶血性貧血 ― 補体制御因子欠損 自己免疫性溶血性貧血は、赤血球に対する自己抗体による溶血です。補体制御因子(CD55・CD59)の欠損で起こるのは発作性夜間ヘモグロビン尿症です 誤り
(5) ビタミンB₁₂ 欠乏性貧血 ― 直腸切除 ビタミンB₁₂ は胃の内因子と結合して回腸の末端で吸収されるので、胃の切除や回腸の切除が原因になります。直腸の切除は関係しません 誤り
出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問60(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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