心尖部長軸断面の連続波ドプラ波形(別冊No. 6)を別に示す。狭窄前後の最大圧較差はどれか。…
午前 第25問
心尖部長軸断面の連続波ドプラ波形(別冊No. 6)を別に示す。狭窄前後の最大圧較差はどれか。
- (1)16 mmHg
- (2)32 mmHg
- (3)64 mmHg
- (4)80 mmHg
- (5)96 mmHg
正答 (3)
正答は (3)。最大圧較差は64 mmHg です。
【波形の見方】
心尖部からの記録で、収縮期に基線より下(探触子から
遠ざかる向き)に速い血流の波形が出ています。左室から
大動脈へ向かう血流で、目盛りを読むと最高流速は約4 m/s です。
狭窄の前後の圧較差は、簡易ベルヌーイ式で求めます。
圧較差[mmHg]= 4 × v²(v は最高流速[m/s])
= 4 × 4² = 4 × 16 = 64 mmHg
【ほかの選択肢】
(1) 16 mmHg 4 × v(4 × 4)としてしまった値です。流速は2乗します 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 32 mmHg 2 × v²(2 × 16)の値で、係数が違います 誤り
(4) 80 mmHg 最高流速が約4.5 m/s のときの値で、この波形の約4 m/s には合いません 誤り
(5) 96 mmHg 最高流速が約4.9 m/s のときの値で、この波形には合いません 誤り
【関連する知識】
大動脈弁狭窄症では、最高流速4 m/s 以上、平均圧較差40 mmHg
以上が重症の目安とされます。
出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問25(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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