骨髄塗抹標本で正しいのはどれか。…
午前 第63問
骨髄塗抹標本で正しいのはどれか。
- (1)正常赤芽球はPAS 染色陽性である。
- (2)健常成人骨髄像では鉄芽球が認められない。
- (3)前骨髄球はペルオキシダーゼ染色陰性である。
- (4)健常成人骨髄像ではM/E 比は10 以上である。
- (5)単球のエステラーゼ反応はフッ化ナトリウムによって阻害される。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
単球のエステラーゼ反応(α-ナフチルブチレートなどを基質とする非特異的エステラーゼ)は、フッ化ナトリウムを加えると阻害されます。顆粒球系の細胞のエステラーゼは阻害されにくいので、これを使って単球系と顆粒球系の細胞を見分けます。
【ほかの選択肢】
(1) 正常赤芽球は PAS 染色陽性 正常な赤芽球は PAS 染色陰性です。陽性になるのは赤白血病などの腫瘍性の赤芽球です 誤り
(2) 健常成人骨髄像では鉄芽球が認められない 健常な骨髄にも、鉄の顆粒を少しもつ鉄芽球が一定の割合でみられます。異常なのは核の周りを鉄の顆粒が取り囲む環状鉄芽球です 誤り
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(3) 前骨髄球はペルオキシダーゼ染色陰性 前骨髄球はアズール顆粒にペルオキシダーゼを多く含み、強い陽性です 誤り
(4) 健常成人骨髄像では M/E 比は10以上 骨髄系細胞と赤芽球系細胞の比(M/E 比)は、健常成人でおよそ2〜3です 誤り
出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問63(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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