造血器腫瘍患者の骨髄血を用いた染色体核型(G 分染法)の結果(別冊No. 13)を別に示す。異常が認められた染色体を矢印…

午前 第67問

造血器腫瘍患者の骨髄血を用いた染色体核型(G 分染法)の結果(別冊No. 13)を別に示す。異常が認められた染色体を矢印で示す。想定される遺伝子異常はどれか。

臨床検査技師 2024年(令和6年) 第67問の図
正答 (2)
正答は (2)。想定される遺伝子異常は CBFB-MYH11 です。 【核型の見方】 矢印は16番染色体の一方で、もう一方と縞模様(バンド)の並び方が違っています。結果の表記は 46,XY,inv(16)(p13.1q22)で、16番染色体の短腕 p13.1 と長腕 q22 で切れ、その間が逆向きにつながった(逆位)ことを示しています。 inv(16)(p13.1q22) では、16q22 の CBFB 遺伝子と16p13.1 のMYH11 遺伝子がつながり、CBFB-MYH11 融合遺伝子ができます。異常な好酸球の増加を伴う急性骨髄単球性白血病(FAB 分類のM4Eo)でみられ、比較的予後のよい病型です。
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【ほかの選択肢】 (1) BCR-ABL1 t(9;22)(Philadelphia 染色体)で、慢性骨髄性白血病や一部の急性リンパ性白血病でみられます 誤り (3) ETV6-RUNX1 t(12;21) で、小児の B 細胞性急性リンパ性白血病でみられます 誤り (4) PML-RARA t(15;17) で、急性前骨髄球性白血病(M3)でみられます 誤り (5) RUNX1-RUNX1T1 t(8;21) で、成熟を伴う急性骨髄性白血病(M2)でみられます 誤り

出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問67(厚生労働省 公表)出典元ページ

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