ビリルビンで正しいのはどれか。…
午後 第35問
ビリルビンで正しいのはどれか。
- (1)極大吸収波長は520 nm である。
- (2)2 つのピロール環で構成される。
- (3)酸化されるとビリベルジンになる。
- (4)間接ビリルビンは尿中に排泄される。
- (5)直接ビリルビンはHPLC 法でα分画に検出される。
正答 (3)
正答は (3)。ビリルビンは酸化されるとビリベルジンになります。
ヘムが分解されるとまず緑色のビリベルジンができ、それがビリベルジン還元酵素で還元されて黄色のビリルビンになります。逆に、ビリルビンを酸化するとビリベルジンに戻ります。ビリルビンオキシダーゼ法や化学酸化法(バナジン酸法)は、この反応で黄色が減るのを測ってビリルビンを定量します。
【ほかの選択肢】
(1) 極大吸収波長は 520 nm ビリルビンの極大吸収は 450〜460 nm 付近(青い光を吸収するので黄色に見える)です 誤り
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(2) 2つのピロール環で構成 4つのピロール環が鎖状につながったテトラピロールです 誤り
(4) 間接ビリルビンは尿中に排泄 間接(非抱合型)ビリルビンは水に溶けにくく、アルブミンと結合しているので、糸球体を通らず尿には出ません。尿に出るのは直接(抱合型)ビリルビンです 誤り
(5) 直接ビリルビンは HPLC で α 分画に検出 HPLC では、α 分画が非抱合型、β がモノグルクロニド、γ がジグルクロニド、δ がアルブミンと結合したビリルビンです。直接ビリルビンにあたるのは β・γ・δ です 誤り
出典:2025年(令和7年) 臨床検査技師国家試験 問35(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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