3 種類の濃度のADP を用いた血小板凝集能検査(透過光法)の結果(別冊No. 14)を別に示す。誤っているのはどれか。…

午後 第67問

3 種類の濃度のADP を用いた血小板凝集能検査(透過光法)の結果(別冊No. 14)を別に示す。誤っているのはどれか。

臨床検査技師 2024年(令和6年) 第67問の図
正答 (2)
正答は (2)。誤っているのはこれです。 プロスタサイクリン(PGI₂)は、血小板ではなく血管の内皮細胞がつくる物質で、血小板の凝集を抑え、血管を広げます。血小板凝集能検査の試料(多血小板血漿)の血小板から放出されることはありません。 【図の見方】 A(ADP 1 µM):いったん凝集率が20%ほどまで上がったあと、すぐに元に戻っています(一次凝集と解離)。 B(ADP 2 µM):一次凝集のあと、少し平らになってから再び 上がっています(二相性の凝集、二次凝集)。 C(ADP 5 µM):一気に100%近くまで上がり、そのまま続いています。
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【ほかの選択肢】 (1) A では血小板凝集の解離が認められる 低い濃度の ADP では一次凝集だけが起こり、その後に解離します 正しい (3) B ではトロンボキサンA₂が放出されている 一次凝集で活性化した血小板が、トロンボキサンA₂ をつくり、顆粒から ADP などを放出します(放出反応) 正しい (4) B では二次凝集が認められる 放出された物質による凝集が二次凝集で、曲線の2つ目の立ち上がりです 正しい (5) C では血小板同士がフィブリノゲンを介して凝集している 活性化した血小板の GPⅡb/Ⅲa にフィブリノゲンが橋渡しのように結合して凝集します 正しい

出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問67(厚生労働省 公表)出典元ページ

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