耐性菌と薬剤耐性の組合せで典型的でないのはどれか。…
午後 第74問
耐性菌と薬剤耐性の組合せで典型的でないのはどれか。
- (1)BLNAR アンピシリン耐性
- (2)ESBL 産生菌 メロペネム耐性
- (3)MDRP アミカシン耐性
- (4)MRSA セファゾリン耐性
- (5)VRE バンコマイシン耐性
正答 (2)
正答は (2)。典型的でないのは ESBL 産生菌とメロペネム耐性の組合せです。
ESBL(基質特異性拡張型 β-ラクタマーゼ)は、ペニシリン系、第三・第四世代を含むセファロスポリン系、モノバクタム系を分解する酵素です。しかし、カルバペネム系(メロペネムなど)は分解できないので、ESBL 産生菌にはカルバペネム系が効くのがふつうです。カルバペネム系に耐性を示すのは、カルバペネマーゼ産生菌などです(CRE)。
【ほかの選択肢】
(1) BLNAR とアンピシリン耐性 β-ラクタマーゼを作らないのに、PBP3 の変異でアンピシリンに耐性を示すインフルエンザ菌です 典型的
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) MDRP とアミカシン耐性 多剤耐性緑膿菌は、カルバペネム系・アミノグリコシド系(アミカシン)・フルオロキノロン系の3系統すべてに耐性を示す緑膿菌です 典型的
(4) MRSA とセファゾリン耐性 PBP2′(PBP2a)を持ち、セファゾリンを含むほとんどの β-ラクタム系薬に耐性を示します 典型的
(5) VRE とバンコマイシン耐性 van 遺伝子で細胞壁の前駆体の構造を変え、バンコマイシンに耐性を示す腸球菌です 典型的
出典:2025年(令和7年) 臨床検査技師国家試験 問74(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午後」のほかの問題
- 2024年(令和6年) 第74問Serratia marcescens が陰性を示すのはどれか。
- 2023年(令和5年) 第7問滲出性胸水の所見はどれか。
- 2023年(令和5年) 第39問血清中の半減期が最も短いのはどれか。
- 2023年(令和5年) 第71問Salmonella enterica subsp. enterica serovar
- 2024年(令和6年) 第4問パニック値で誤っているのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第36問血中薬物濃度測定で検体に全血を用いるのはどれか。2 つ選べ。
スポンサーリンク

