18 歳の男子。2 年前までは成績優秀で友人も多かった。1 年前から口数が減り徐々に欠席が増え、半年前から不登校となった…

午後 第14問

18 歳の男子。2 年前までは成績優秀で友人も多かった。1 年前から口数が減り徐々に欠席が増え、半年前から不登校となった。「隣人が見張っている」と言いだし自室のカーテンを一日中閉めたままにしている。1 か月前から自室に引きこもり、「自分の考えが人に伝わってしまう」、「誰もいないのに自分の悪口が聞こえてくる」などと言うようになった。2 週前から入浴をしていない。この患者の症状で誤っているのはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。行為心迫は、この患者の症状ではありません。誤りはこれです。 行為心迫は、次から次へと何かをせずにいられない状態で、躁状態でみられます。この患者は、口数が減り、不登校から引きこもりになっており、むしろ活動が減っています。 経過から統合失調症が考えられ、次の症状がみられます。 【ほかの選択肢】 (1) 幻聴 「誰もいないのに自分の悪口が聞こえてくる」にあたります みられる (3) 思考伝播 「自分の考えが人に伝わってしまう」にあたります みられる (4) 被害妄想 「隣人が見張っている」と確信してカーテンを閉め切っています みられる
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(5) 無為自閉 自室に引きこもり、入浴もしていない状態にあたります みられる 【ひとこと】 思考伝播や、悪口が聞こえる幻聴は、統合失調症に特徴的な症状です。 成績優秀だった10代後半からの、ゆるやかな社会生活の低下も統合失調症の始まり方として典型的です。

出典:2025年(令和7年) 作業療法士国家試験 問14(厚生労働省 公表)出典元ページ

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